概要

先端物理計測開発室とは

  • 「先端物理計測開発室」は、東京工業大学・理学院物理学系を運営主体とし、物理学研究の最先端を切り拓く拠点となることを目指して2016年4月に発足しました。
  • 物理学は、素粒子・原子核・宇宙や多様な物質の世界についての基本法則を追及する学問で、現代テクノロジーの土台をなすものです。「先端物理計測開発室」では、物理学の実験・観測に欠かせない最先端の計測機器を集約化・共用化し、物理学の研究を後押しし、そのフロンティアを開拓します。
  • 国際共同研究の推進にも貢献します。さらに、学部生や大学院生が最先端の物理研究に触れられる場を提供し、世界をリードする研究者・技術者を育てます。「先端物理計測開発室」は、こうした取り組みによって最先端の物理研究・教育を推進するハブとなることが期待されます。一方、研究で得られる高度な物理計測技術は、最先端のテクノロジーの基礎となることも期待されています。
  • 先端物理計測開発室は文部科学省の「先端研究基盤共用促進事業」の一つとして、H28-H30年度に支援を受けています。本学は全学的にも研究設備・機器の共用化を促進しています。

先端物理計測開発室の位置づけ

概要

先端物理計測開発室の役割

  • 物理計測機器 ⇒ 共有化促進 共有機器・設備の管理・運営
  • ・最先端の検出手法・計測技術の開発・研究
  • ・実験技術系人材の育成
  • ・学部生、大学院生の実験教育
  • ・他大学・研究機関へのオープン化(現段階では未実施、数年後の実現を目指す)